hitorigoto

200710

KOTOBA WA MAHOU
そろそろ冬が近づき、受験の足音がしてきた。
おっちょこちょいの私としては、少しでも受験生の手伝いができないかと春からずっと考え、あることに気がついた。困った時の神頼みも大切だが、自分自身の心がけがもっと大切。心がけ次第で神様は味方して下さる可能性大である。
「すべらんうどん屋」は大神様のもとにあり、当然受験生は、おはらいをしていただき神様に祈願し、その後すべらんうどんを食べてくださり縁起をかつぐ。
そこで私は気がついた。
その後、家にもどってもプラス思考、ポジティブ思想で生活していくためには「いい考えを潜在意識の中に徹底的に刻み込むこと」「自分の心に目標を刻み込むこと」「いい心がけで意識も無意識も同じになること」それが近道と考えた。
そこで、「言葉は魔法」と言うシールをこの夏に作った。

直径4センチの丸いシールで、円周部分に「KOTOBA WA MAHOU」とローマ字で書き、中心部にひらがなで「すべらん」と明記した。このシールを、筆箱やノート、本などの身近なものに貼ってもらい、強い心を作ってもらおうと言うのが私の思い。どんな宗教にも教義やお経があり、それは言葉である。そして一番身近に勇気付けてくれるのは、人の何気ない言葉や歌である。人のいい言葉をいただき、前向きに生きたい。
「言葉は魔法」

ありがとう。感謝。

*追伸
このことを理解していただき、シールのほしい人は、すべらんうどん屋で「言葉は魔法のシールください」と言ってくれれば、分けてくれるはずである。
(2007.10.20)


ユニバーサルデザイン
すべらんうどん屋は、大阪天満宮様の敷地内にあると言うことでよく取材をうける。
また、食のユニバーサルデザインと言うことや、天満宮が学問の神様と言うことで、すべらんと言う言葉が合格に繋がるので話題によくしていただく。ありがたいことである。
ただひとつだけ、皆さんと大きく考えが違うことがある。

それはすべらんうどんそのものに対する評価である。たまにお客さんが「すべらんうどん、ください」と注文される。「ここにあるメニューすべて、すべらんうどんです」と答える。この会話の中にすべての答えが入っている。お客さん、マスコミすべての人が「すべらんうどん」を他の一般のうどんと差別化し、違うものと思っているのである。食べていただいたらわかるが何ら普通のうどんと変わりない。
何が違うか。
すべらず、お箸やフォークに引っかかり、誰もが食べやすい、そのことだけである。

食感は、何ひとつ普通のうどんと変わりないのだから、私は、すべらんうどんを普通のうどんとして販売したいのである。違いはひとつ、食べやすいと言うことだけ。皆さんすべらんうどんは「普通」のうどんです。私にとっては、食のユニバーサルデザインと言うのは、普通に食べれて普通の食感で普通の味であると言うことです。それが「おいしさ」に繋がります。したがって私にとって、ユニバーサルデザインとは「普通」と言うことです。
(2007.10.9)