hitorigoto

20091

ポンド
先日ニュースを聞いていると、イギリスの通貨ポンドが金融不安で対円に対して急落し、1ポンド120円になっていると言う。私が学生のころ約30年ぐらい前だったが、1ポンド450円から600円だったのに、そのニュースを聞いてびっくりした。ドルの急落どころではない。スコットランド銀行が37000億円もの巨額損失を出したとか・・・。ちらっとニュースを聞きかじりしただけなので、今書いている数字が正確かどうか定かではないが、異常事態なことには間違いない。
そして、アフリカやアジアの後進国では一日100円の所得しか得られない方たちがおられる。そんな格差社会を、同じレベルで考えるほうがおかしい。お金と言う尺度で見ると世界がおかしくなってしまう。お金儲けはお金と言う尺度で行えばいいが、政治にお金と言う尺度をあてはめると、あまりに格差が大きすぎて、支援する側も支援される側も神経が麻痺するような気がしてならない。それゆえに後進国の高官は汚職などの甘い汁で人生を棒に振る気がしてならない。
話はそれたが、金融立国大英帝国イギリスはどの方向に向かうのだろうか・・・。産業革命当時の活気あふれた国にもどってほしい。ものがあふれ、お金に麻痺した先進国に人の心を安らかにし、人の心に灯火をつけるものが現れたとき、国は繁栄を取り戻すような気がする。今こそイエスキリストや仏陀の存在が必要な時だろう。世界中に心に灯火をつけてくださる現人神やリーダーの登場を待ちたい。現在の政治家や宗教家のような我先にと言う存在は不要である。救ってくださる存在は、皆様の底辺におられ同じ目線で接してくださる存在である。
大変な不況ではあるが比較的平和な国日本国に感謝。
(2009.1.25)


熱意
昨年の2月末、私の友人の勤める会社の社長から一本の電話があった。
「岡さん、私の得意先のある問屋にイオンのバイヤーが来られて、そこの展示室に展示してあった岡さんのうどん双樹・すべらんうどんについて3年前にも他で見たことがあり、取り組もうと思っていたら転勤で頓挫し、今回商談をしたいとのことだけど、時間をとってくれるか?」とのことだった。
私は、ちょうど梅祭りで天神さんに2店舗出店しているし、行事が多いのであっさり断った。私はライフワークでうどん屋を営んでおり、大手量販店には丸っきり興味がなかった。と言うより、うどんを開発しているときには誰一人ふりむきもしてくれなかったので、当初は誰かに広めてもらいたかったがそれもかなわず、自分で広めると決め込んで4年以上過ぎていた。今さら誰かにたよって販売してもらう気になれなかった。
しかし、断ったあとすぐまた電話がかかって、そう言わずぜひ会いたいとのことだった。それから2週間ぐらいしてイオンさんを仲介してくださる問屋さんが来られた。そしてお話をし、これまでの事の次第をお話した。それからまた2週間ほどしたときに問屋さんから、今度はイオンさんのバイヤーさんと一緒に来ると連絡があった。正直冷やかしだと思っていた。
あれから約1年いろいろあったが、それが今年127日からイオントップバリュブランドの「すべらんうどん」として発売にこぎつけた。
冷凍うどん
5玉入り・定価348円・消費税込みとして登場。
リーズナブルな価格に仕上げてくださった。
全国のジャスコ、サティ、マックスバリュなどイオン系のスーパーで販売されるらしい。バイヤーさんの情熱以外なにもない。これからは店頭に生き残ることが大切だが、本当の意味、人様のお役に立つかどうか試される。お役に立たないものなら消えて行く。開発から
8年今度こそ答えが出る。出る答えに素直に向き合い、すべらんうどんをやり続けるかやめるか変化するか答えを出したいと思っている。
私の人生と心に変化をもたらしてくださった私の友人、友人の会社の社長、問屋さんの専務のご好意と今回うどんを作ってくださるメーカーとバイヤーさんの情熱に感謝。
そして、ここまで導いてくださった周囲の人たちと神様に感謝。
(2009.1.24)


アル中
私がお世話になっている方の中に、アル中の症状が出ている方がおられる。
そしてその方に昨日お会いし、またいつものようにお世話になった。
本人が言うことに、携帯のボタンを押すときに手が震えていることがわかると言うのである。ただ自分で自覚しているので、家にいると酒びたりになるので昼間外へ出て行くようにし、お酒を飲むのは晩だけにしていると言うのである。したがって私から言えば酒好きの老人と言ったところで、アル中とは思わない。そして、その方の従兄弟に本当のアル中がいると言うのである。その方は独り者で、すでに定年退職してのんびり暮らしておられるらしい。ところが独り者で目標を失い、いつ死んでもいいと思っておられるらしく、酒好きで酒に溺れ、入退院を繰り返しているらしい。
そんなこと、ひとごとでどうでもいいようなことであるが、とても考えさせられる。
理由は簡単。
人の幸せはどこにあるのだろうかと言うことである。
本人はお酒が好きで、お酒が飲めたら入退院を繰り返そうが死のうがどうでもいいのである。周りは迷惑だが本人はかまわないと思っているのであろう。困ったものだ。アル中にならない酒は考えられないものであろうか。今度考案するならそんなお酒を考えたい。

楽しいお酒に感謝。
(2009.1.18)


年賀状
正月、すべらんうどん屋にお客様から年賀状をいただいた。
母は大喜び。言葉が出ない。
いつも神戸から親子で来てくださるお母さんが、車椅子のお子さんの写真を年賀状にして送ってくださった。母は、私の目が不自由になって、身体に障害があることの大変さ、不自由さがわかったみたいだ。
この世に人間として生かされている奇跡に感謝。
(2009.1.12)


正月
あけましておめでとうございます。
今年の正月は、元旦から曇り一時雪あられと晴天ではなかった。
これはどうなるかと思ったが、閉めてみたら昨年よりよかった。
ほっとした。
3
日、1日・2日の300杯台を超え、一日500杯と言う新記録が出た。
これで新しい年が迎えられる。新たなスタートが切れた。この不景気の中ありがたい。今年も皆様にかわいがっていただける店舗運営をして行きたい。そして開店以来、万年赤字と言う状態から脱却し、とんとんになり皆様のお役に立てるうどん屋になりたい。
感謝。
(2009.1.4)