hitorigoto

20093

解散総選挙
解散、解散、解散と言うが、今の日本解散総選挙をして何が変わるのだろうか?
政権与党が変わるのだろうか? 総理大臣が変わるのだろうか? 政治が変わるのだろうか? 経済が変わるのだろうか? 教育や文化が変わるのだろうか? 福祉が変わるのだろうか? 憲法や防衛が変わるのだろうか? 一体何が変わるのだろうか?
正直なところよくわからない。誰が正しいことを言っているのだろうか。
世論で定額給付金にさんざん反対した国民が、国会で予算が通ると手のひらを返したようにいつもらえるのかと待ちどおしい。高速道路の通行料金が安くなれば利用者は倍増。正直何がどうなのかよくわからない。
先日、行動経済学と言う言葉を聞いたが、同じものが安ければ、安いほうへ買いに行くのが合理的。ところが必ずしもそうならないのが世の常。それを解き明かすのが行動経済学と言う学問らしい。安いとはいえ往復2000円以上つく高速道路を利用し、一杯数百円の讃岐うどんを食べに行く。もちろんガソリン代もいるだろう。土産も買う。近場で遊べばもっと安くつく。
本当に不思議な動物、人間。平和な日本。
解散総選挙で民意を確かめなければならないのだろうか。今の日本自民党でも民主党でもあまり変わらないのではなかろうか。議会制民主主義を確立したいと誰かが言うが、今のねじれ国会自民党はアップアップ。十分対で政治は行われている気がしてならない。
秋風が吹くころに景気の目処もたつ。そこでお互い正々堂々とやりあっていただく方がわかりやすくていいような気がしてならない。

早かれ遅かれ結果がわかる平和な日本に感謝。
(09.3.29)


お彼岸
今日は、320日春分の日。
彼岸の中日である。暑さ寒さも彼岸まで。
この言葉の意味をあらためて考えてみた。
彼岸の1週間、春分の日、秋分の日の前後1週間。
日本では、この日を境に気候が変わるのである。
不景気風が吹き荒れる昨今、この日を境に経済もいいように変わってほしいものだ。
むかしからの言い伝えに感謝。
(2009.3.20)


合格発表
3
月に入り、合格の喜びを報告しに、家族連れが茶店を訪れてくれる。
とてもうれしい。
梅が終わり桜が咲くころに笑顔が見れる。
昨日母が何かの一節を読んでくれた。
たった1行。
忍耐の中においしい果実があると。
寒い冬のあとは春。
感謝。
(2009.3.13)


空海
昨日、空海のドキュメントを見た。
1200
年もの前に学ぶために中国に渡った。そして密教を学び真言密教を開いた。
宗教のことはまったくわからないが、右も左もわからないところへ冒険するその勇気はすばらしい。現代はありとあらゆる交通手段と通信網の発達で目的地のことがわかる。
話は変わるが、先週、中之島の中央公会堂で建築士の人たちのパネルディスカッションがあった。3名のうちの一人がフランス人の女性で日本語がペラペラであった。フランスで大学卒業後来日し、建築士として活躍しているそうだ。来日して十数年経ったそうだが、来日してから日本語を学び、日本の建築士の資格を取得し設計事務所を営んでいるそうだ。努力以外何もない。
現代においても異国の地で生活することは大変であり、そこで自力で独立することは至難の業。
1000年以上も前にそのことをやりのけ、自分の学んだことを祖国に持ち帰り、広めた弘法大師空海に感謝。
(2009.3.1)