hitorigoto

20094

昭和の日
今日は昭和の日。
昭和天皇はいつも人に質問された後、質問された方がそれに対してご返答されると、陛下は「あっそう」と返されていた。何気ないお言葉だが、私は陛下が言われることでつくずく平和だなあと思っていた。
昭和天皇の「あっそう」と言う口癖に感謝。
(2009.4.29)


水の神様
ボクサーが精神修行のため滝で修行をしていたところ、滝つぼで亡くなっているニュースが流れていた。アッと思った。
水の神様。
以前にも書いたように思うが、水難事故と言うのが、よく報道されるがそのたびに思うことがある。
自然の偉大さ。
自然とふれあうときには、細心の注意をはらわなければならない。自然とふれあうときには、できるだけ一人きりにならない。自然が荒れているとき、天候が悪いときには、自然の中に入って行かない。そのことが自然、神様を大切にすることにつながる気がしてならない。
神様の偉大さに感謝。
(2009.4.16)



『おくりびと』のヒットで、納棺師に注目が集まっているらしい。
ガーナで色々な形をした棺が売れているらしい。
そして、棺が美術品としても輸出される。
ちょっと考えさせられる。
中東、パレスチナではイスラエルの攻撃でたくさんの人が亡くなる。命が粗末に扱われる。戦場では、壁一枚で生死が分かれる。文化や宗教が交わる社会では、生と死がまさに隣り合わせである。平和な社会を求めて争いが起きる。矛盾が宇宙の秩序を作る。宇宙は創造と破壊を繰り返し、時を進む。この不思議な営みを人類は解き明かすことができるのだろうか・・・。
今の普通の幸せに感謝。
(2009.4.11)


恐怖
3
28日土曜日、NHKで植物人間の方たちの治療についてのドキュメントがあった。
最近の医学の進歩で植物人間の方たちの治療が改善され、意識がもどり少しずつ動くことができるようになり、患者やその家族が喜んでいるシーンを放送していた。私もそのシーンを見てとてもうれしかった。そして自分にも当てはめてみた。いずれ見える日が必ず来ると。
ところがである。
翌日、その見えるようになる日のことを考えていて、ふとよぎった。
時はどうなの。20代の私ではなく50代の私の顔を見ることになる。うれしいが浦島太郎である。困った。見えたら髪を黒く染め整形手術をし、戸籍を偽造し、住まいを変え、仕事を変え、名前を変え、今までの付き合いをすべてやめ、新たに出直そうか。それもさびしい。だが20年以上も自分の顔を見ず、周りの人の顔も知らない。見えるのはうれしいが、恐怖である。だが一般的にはそう簡単に見えるようにならない。
時と言う怪物はすべてのものを飲み込んでしまう。植物人間の彼らも、北朝鮮に拉致された方たちも時を失っている。時を過ごしたのではない。
時を味方にいつも楽しく人生を送りたい。

皆様は時と言う怪物に唖然としたことはございませんか?
もっとも私は、時は神様と思いたい人種ですが・・・。
(2009.4.3)