hitorigoto

20095

インフルエンザ
メキシコで発生した豚インフルエンザは世界中に飛び火し、政治経済など人々の生活に大きな影響をもたらした。日本では人が集まるイベントや集会、旅行などが中止になり、近畿地方ではほぼすべての学校が1週間休校になった。電車内や量販店ではほぼすべての人がマスクをし、異常な雰囲気につつまれた。政府の対策により都市機能は麻痺し、10日程度おかしな状況が続いた。
もちろん、うどん屋も閑古鳥が鳴き、本業の惣菜かまぼこ業も売上は一時半減した。私が就職して以来経験したことがない落ち込みだった。びっくりした。もどるまでには時間がかかるとは思うけれど、天災とあきらめじっくり取り組みたい。
実際こんな非常事態に、逆にはやる業種、業態もある。それにあやかり、気を落とすことなく工夫したいものだ。
ピンチはチャンス。粘り勝ち。

次のヒントをくれたインフルエンザに感謝。
(2009.5.31)


3万人
日本で自殺者が年間3万人を超えると言う。
人の立場に立って考えると言うことは、言葉で言えるほど簡単なことではない。したがって、そういう方たちに何もアドバイスはできない。自殺するまでには何度も心の葛藤があるはずだ。死ぬのが怖いと自殺などできない。だが実際にはたくさんの人が自殺する。私はそのことに対して何も言えない。本人も辛いし、身内も辛い。関係者ににも迷惑をかける。解決しないとダメだが解決できない。
ある人に、岡君死んだら終わりと思ったらダメやでと言われたことがある。
そのころ、別に悩んで死のうと思っていたわけではないが、普通に生きていても善行をしないと、死後の世界もあるんだと言うことを言われたのである。
ただ私は凡人なので死後の世界はわからないが、その言葉を聞いてからは、生かされている限りは一生懸命生きないとダメだと思っている。もっとも自殺する勇気もない。
とにかく全力投球。一生懸命に感謝。
(2009.5.16)


ゴールデンウイーク
ゴールデンウイークの始まりとともに、秋口まですべらんうどん屋は暇になる。
連休に天神さんを訪れる方が減る。お宮参りとご祈祷と結婚式だけで、普通にお参りされる方はぐーっと減る。
その期間をどう過ごすかがポイント。だが思う以上に難しい。
今年に入って3月以降極端にお客さんが減り、これからの運営をどうしようかと思うがなかなか難しい。新たなメニューは試作し出来ているが、それぐらいではお客さんには魅力はない。今のお店に答えを見つけるのは無理である。
そこで新たなお店でもと思うが考えがまとまらず、考え出してから一年過ぎた。その間に景気が底割れし、出店どころの話ではない。だが何か工夫できることがあるのではないかと、ゴールデンウイークで静かになった街の空気を感じ、思いをめぐらす。来年の今頃までには、すべらんうどんを広めるための次の展開を考えたいものだ。
「思いどおりに行かないときに、起こす行動が将来の自分を決める」と信じて日々大切におくりたい。

思いどおりに行かないことに感謝。
(2009.5.5)