hitorigoto

20163

やる気
3月も後半。
梅祭りも終わり、すべらんうどん屋は暇になった。
だが「玉子料理の店 双樹」は色々な話があり、せわしない。
そんな中、母と会話していて私がこう切り出した。
「おふくろ、もう自分の手におえない。管理ができない。うどんもたまごも・・・」
「なに言うてんねや。やるしかないやろ。迷たらあかん」
「わかってる。迷いは一年前に捨てた。もう迷ってない。やるのはやり続けるけど・・・」
「名物になるしかないで」
「えっー? 何言うたん・・・」
「名物になり」
「どういうこと・・・」
「名物になるしか生き残られへん」
「そうやなあ。確かに名物しか生き残れへんなあ。名物しか生きのこってないなあ・・・。確かに名物しか生き残れへんなあ」
「名物やで。名物になり」
「わかった。とりあえずやるわ」
そんなたわいもない会話で「やる気」がでた。親の言葉は私にとって一番の「やる気」になる源である。
ただただ母に感謝。

*追伸

母の言葉は「名物」その一言だった。だれがどうの、なにがどうのの理屈はない。だがそのとおりである。普段からいつもいいものを作りなさい。お客様を大切にしなさい。適切な価格で販売しなさい。それだけである。わかりやすい、シンプルそのものである。私はそれをまもるだけである。感謝。
(2016.3.26)



3
月も半ばを過ぎ、そろそろ桜。
毎年思うのだが、桜で酒盛りと言うより、桜のシーズンは弁当類がよく売れる。頭の中は売り上げのこと。「人生、欲と二人ずれ」と言うがまさにそのとおり。単純な私はまったくそうである。
単純な自分の人格に感謝。
(2016.3.19)


目標
3
月に入り、暖かくなってきた。私の暮らしは至って単調。
だが、その単調な暮らしがありがたく思える。平々凡々がありがたい。そしてぼんやりだった目標が、最近明確になり迷いが消えた。今までぼんやりだったのは何だったのか。なぜだったのか、どうでもいいが。ぼんやりから明確になったおかげで肩の力が抜けた。気持が楽になった。おまけに目標に対して「達成しなければならない」と言う力みが消えた。これは色々な人との出会いと色々な本のおかげである。ありがたい。
そのことを導いてくださった神様の声に感謝。
(2016.3.13)


インフルエンザ
2
月末、不覚にもインフルエンザにかかってしまった。
約一週間寝てばかり。
健康はありがたい。
普段から無理せず日送りしたい。
健康に感謝。
普段の何気ない生活に感謝。
(2016.3.6)