hitorigoto

20199

考え
いよいよ9月もおわり、受験シーズンイン。
お客様には大変申し訳ないが、
10月から、すべらんうどん屋のうどんの価格を大幅に値上げさせていただく。
商品の開発から20年。うどん部門の赤字は縮小しているもののまだ赤字続きで、費やした資金はこの小さなうどん屋では普通では考えられない金額。これ以上続けると継続できなくなると判断した。今までは何とかやりくりし他の部門と合わせてやってきたが、せめてうどん部門をトントンにしておかないと、うどん屋が利益を蝕むのでは他の部門と合わせて15倍に増えたスタッフのやる気がなくなると判断した。もちろん続けていけても、自分の気持ちも嫌になるのがいやだからだ。覚悟は決まった。値上げさせていただく。そしてその結果で今後の運営を考えたい。うどんの話はこれで終わり。
今の私だが、相変わらずせわしない。
そして明らかに私の目の前の景色が変わって来た。いや私の気持ちが変わって来た。
まずは体をもっと丈夫にしたい。目が見えたい。色々挑戦したい。「60歳がスタートだ。」と言う強い気持ち。今のままでは終わりたくない。終われない。もう一度新たに挑戦したい。そういう意味でも、うどん屋も出汁巻屋もあらたにやりかけていることもいい状態にして、まだ誰にも言っていない次のことに挑戦したい。堂々と次の挑戦が周りの人に受け入れられるまでは、静かに自分の中だけで進めたい。
やっとできた決断に感謝。

*追伸

それにしても20年も赤字をほりほりにした私は大ばか者である。また次から次へと新たな提案を受け入れる私も大ばか者である。そして60歳になって、食品とは全く関係のない新しいことをやろうとする私はもっと大ばか者である。だが、やらないで愚痴ばかり言っているひとは嫌いである。自分の境遇を悔いる人は嫌いである。評論家は嫌いである。人の悪口や世間の批難ばかりしている人にはなりたくない。私はただひたすら自分のゴールめがけて走りたい。
この世に生かされていることに感謝。
やりたいことができることに感謝。
(2019.9.29)



大混戦
大相撲9月場所も今日が最終日。
そして横綱途中欠場、大関が成績不振で、最終日3敗で関脇平幕が複数並ぶ展開。
私は常々大相撲が人生の縮図と言っているように、毎場所主役が変わり、毎場所毎日展開が変わる。今場所は嘉風が引退。大関になったばかりの場所に怪我をして大関陥落した貴景勝が来場所大関復帰を決め、大関陥落から関脇になり翌場所10勝して大関に復帰した栃ノ心が来場所大関陥落。そして昨日3敗で3人が残り、最終日に優勝力士が決まる。本当にめまぐるしい。
力士は実力も大事だが、怪我をしたらすぐにその立場から陥落する。当たり前だが、元気で健康でなければならない。もちろん心がけと強運が必要。とにかく普段の生活がその場ですぐに結果として出てくる。言い訳無用である。強くなければ、また人品がよくなければ生き残れない。力士は存在そのものが力のかたまりであるため、強くても人品が悪ければ暴力事件が起きる。本当にシビアな仕事。
大相撲を見本に、普段の生活を謙虚に地道に努力して暮らしたい。
荒れる9月場所に感謝。
(2019.9.22)



静かな情熱
9
月も半ば、毎日があわただしく過ぎる。
先週の台風15号で千葉県が大きな被害に会い、大規模停電で大変である。
なぜそんなにひどいことになっているのであろうか。
起きた後にああだこうだと批評する人がいるが、誰にもこうなることはわからないことである。ただ一つわかっていることは、世界的に自然災害が多くなっていると言うことだ。特に日本では地球規模の自然の変化で阪神淡路大震災以降、自然災害が多くなっていると言うことだ。自然とともに生きていくにはどうしたらいいのか、考えていかねばならない。
そして私は今何を思っているのか・・・。
自然のこともあるが、今の自分の状態や境遇について四六時中考えている。135年後どうありたいのかばかり考えている。将来どうありたいのかばかり考えている。静かな闘志ばかりメラメラ燃え上がる。あまり普段のことは考えていない。毎日がただただ自然と過ぎていく。健常者でも見えない将来を私は見えない眼で見つめている。普段見る必要のないものもあるので便利かもしれない。
見えない眼に感謝。
(2019.9.14)



9月
9
月に入って少し暑さが和らいだ。
暑いのは暑いが少しはまし。少しはましなのがとてもありがたい。
ところが天候不順、台風が多く、急な雨が降る。その雨も異常、過激。今の世界情勢と同じ。
人間も自然の一員で自然と同じような行動をとるのか。自然破壊を人間が行い、温暖化が進み、自然環境が大きく変化したと言われているが、そうなんだろうか。最近、私はそれも自然なことではないのかと思うようになってきた。人類が繁栄し、地球に人間が急激に増え、地球を食い滅ぼし始めているだけなのではないのか。それはごく自然なことではないのか。
従ってこれから考えられることは、自然の法則で繁栄しすぎたものは滅びる。本来は人類滅亡だが。人間は知力がすぐれた生き物だけに戦争が過激になり地球を破壊しかねない。地球滅亡か人類滅亡か、どちらかではないのか。人間の知性、理性が勝てばどちらも回避できるが、文化や宗教がそれを邪魔するだろう。みんな平和平和と言っているが、その一方で領土争いはそこここで起き、宗教や文化の違いでお互いのことを受け入れられず暴力行為に出る。そして緊張が高まり戦争に発展する。人類にとって人口爆発で地球が手狭になった。そして科学が進み、大国は宇宙軍を作る時代になってきたので地球滅亡人類滅亡のシナリオができかけている。
とても悲しいことだが、時を後戻りさせることはできない。人間の欲望は限りないので、人類の目が地球から宇宙に向いてほしいものだ。そうすれば地球での縄張り争いも自然に減り、人類は破滅しないですむかもしれない。私の考えは偏見なのだろうか。飛躍し過ぎなのだろうか…。
今までの地球をまもる自然の摂理に感謝。
(2019.9.7)