hitorigoto

201910


最近いやこの数年、誰かれなく話していると、必ず話題になることがある。特に、この時期。
それは「今年もあと2か月余り。時間がたつのが早いなあ。」と言う会話である。「時間がたつのが早いなあ」と言う言葉が毎月毎日のように聞かれる。私もそれを気にしているせいなのかと ふと思うことがあるが、私はその言葉を打ち消す。
と言うのも、私にとって「時」は一番大切な資源で一分一秒でも無駄にしたくない。したがって、その一瞬一瞬が一番大切。そうすると時間が過ぎるのが早いとか遅いとかより、時間のその一瞬だけを大切にするので、時が過ぎることには無関心である。一瞬が1分にも1時間にも1か月にも1年にも数十年にも化ける。時の点に集中し、つながりには集中していない。私にとって時は結果としてのつながりである。したがって、自分の年齢にもこだわりはない。いつまでたっても20歳前である。
その一瞬一瞬に感謝。
(2019.10.26)



なぜ
10
月半ばも過ぎ、やっと暑さも和らぎ季節が変わって来た。
私は相変わらず忙しない日々をおくっている。
そして毎日何をやっているのかわからない状態。

ただ最近は、知らず知らずの間に身についた習慣ができていることに気がついた。それは知らず知らずの間に「なぜ」と言う言葉を、私の中のもう一人の私に問い合わせているのである。それもありとあらゆることに「なぜ」と聞いている。日に最低でも数回いや数十回。だが、ほとんどが答えがない、答えがわからない。しかし、その「なぜ」と質問を繰り返していると心が落ち着き、答えがなくても知らず知らずの間に答えが得られたり、気がついたときには問題が解決していたりと「不思議な力」が働く。
「なぜ」と言う言葉は超能力を生み出すのか。
なぜできないのか。なぜうまく行かないのか。なぜ約束をまもれないのか。なぜルールをまもれないのか。なぜ見えないのか。なぜ彼女ができないのか。なぜ目がなおらないのか。なぜ結婚相手が見つからないのか。なぜお酒がやめられないのか。なぜもうけられないのか。なぜ自分の気持ちがわかってもらえないのか。なぜ自分の気持ちが伝わらないのか。なぜ自分の目標がなかなか達成できないのか。なぜ成績が上がらないのか。なぜどんくさいのか。なぜスポーツが苦手なのか。なぜ世間ではいじめがなくならないのか。なぜいじめられるのか。なぜいじめるのか。なぜ戦争が起きるのか。
こうして聞いて行くと、すべて自分に原因がある。そして笑えてくる。
私には関係ない問題は、その当事者に原因がある。
だがとことん突き詰めていくと、不思議なところから答えがやってくる。
「なぜ」と言う魔法の言葉に感謝。

なぜの続き

先ほど書いた「なぜ」の続きだが、当然なぜの後には、どうしたらできるの、どうしたら解決つくのなどと、とことんもう一人の自分に質問していく。当然もう一人の自分は追い詰められ、どこにも行き場がどこにも逃げ場がなくなる。普通はそこで悩んで精神的におかしくなる人もいるかもしれない。だがそこでその問題はそのままおいておいて、それとは別の色々なことを色々な質問でもう一人の自分に質問していくと、気がまぎれ、気持ちが落ち着き、その場で解決しなくても知らないうちに、もつれた糸がほぐれるように解決していく。不思議な力が働くのだろう。自分の問題点がはっきりして課題がはっきりするので、どんなに難しい問題でも解決するのだろう。
生きている限り生かされている限り、もう一人の自分とのつきあいは続く。
「なぜ、どうしたらできるのどうしたらいいの」に感謝。
(2019.10.19)



台風19号
10
12日台風19号が関西をかすめ、東海・関東地区に上陸すると日本中大騒ぎである。
それもそのはず、最近の台風は大型で大きな被害をもたらす。人命にもかかわってくるので大変である。そして今の時代は便利なだけに、ひとつ被害にあうとすべてに関わり、そのことで多くの人が困窮する。特にライフライン。電気、水道、ガス、道路、どれがダメでも生活できない。もちろん家屋が被害にあうとどうにもならない。
だが、自然の中に生かされている人間だから、理屈から言えば自然とともに生きていかなければならない。天災が起きるたびに普段の何気ない生活のありがたさがわかる。「幸せ」は、常に自分のそばに、目の前に、普通に存在していることを実感する。
普段の何気ない「幸せ」に感謝。
(2019.10.12)



発見、気づき
10
月に入り気候が良くなり過ごしやすい季節になると思うのだが、暑さはまだ続いているし、台風の影響で雨は多いし、どうもはっきりしない気候である。
そして私は相変わらずなんとなく忙しい。そうした中、ちょっと考えてみた。
私は60歳にもなるのに、何一つ何かをやり遂げたと言うことがない。また、これでいいと思うこともない。昨今十代の若者が活躍し、本当に素晴らしいと思うことが多い。そして私と何が違うのだろうかと考えてみた。能力・心がけ・努力・集中力・環境など違いは数限りない。だが、その大元は何か。
発見した。「脳の使用方法」。
頭がいいとか悪いとかではなく「脳の使い方」これだ。
脳の使い方で、人格も運も知識も知恵も感情も成績も運動も体力も人間関係も境遇も将来も、すべてが変わる。ありとあらゆるものが変わる。脳の使用方法がわかれば、すべてが可能になる。決して頭がいいとか悪いとか、努力で成績が変わるのではない。脳の使用方法で頭の良さも変わるし、努力のやり方や努力の結果が変わるし、当然人格や境遇も変わる。

私は今まで「脳の使用方法」がわからなかったのである。そのせいで何をやってもいい結果、思う結果が得られなかった。頭が悪いとか努力が足りないとか工夫が足りないとかハンディーがあるとか物理的にできないとか、いろいろなことが原因でいい結果が得られないと考えるところがあった。だが色々な情報を本やテレビやラジオや新聞、パソコンや人からのアドバイスなどで「発見」した。いや気がついた。すべては自分の脳の使用方法で変わる。これからは「脳の使用方法」を学びたい。
人生を劇的に変える「脳の使用方法」に感謝。
(2019.10.5)