hitorigoto

20225

頑張らない
5月も終わりに近づいた。
母のこともあり、この10年、家をあけることをできるだけ避けてきた。この10年外出することを制限していたが、5月の半ば以降それを解禁した。色々な人に出会うことで自分の決めたゴールにどうしたら到達できるか、その方法や手順を見つけようと思い出した。色々な人に出会うことで何かヒントが得られるはずだ。人をあてにする気はさらさらないが、必ずいい手本があると思っている。その結果この半月とても忙しい。
そしてもうひとつ決めたことがある。
「頑張らない」と言うこと。頑張っても、自分の欲しい結果は得られない。すべての条件がそろえば、頑張らなくても自然に自分の欲しい結果は得られる。すべての条件をそろえるのに「頑張り」は必要ないのである。必要な条件をすべて書き出し、それをひとつずつこなしていくだけでいいのである。そしてすべての条件がそろい、それが身についたときに見えない力が働き、欲することが自然に達成されてしまうのだ。もちろん必要な条件をひとつずつそろえることは大変である。そのことも、考えることもやめた。自分の考えていることが間違っている可能性がきわめて高い。いや自分の考えや経験は間違っている。そのことに気がついた。その結果「頑張らない」である。

理由は簡単...
(
) 母が亡くなってしまった。
私の頑張りがなにひとつ通じなかった。
(
) コロナで世の中が変わってしまった。
人類がいくら頑張っても犠牲者は出る。もちろんコロナに対する人類の工夫は大切。
(
) ロシアがウクライナに侵攻して大量の死者が出ている。
西側諸国がウクライナを支援しても大量の死者が出続けている。いつおさまるかわからない。プーチン大統領以外のロシア人でも自分たちがやっていることが正しいと考えている人がいる。もちろん戦争反対のロシア人もいる。当然私も戦争反対である。

「頑張る」がしんどい。やる気がないのではなく、人生を楽しみたい、それだけである。好きなことを好きなだけやって、たまたまうまくいったり、たまたま人の役に立ったりしたらラッキーと思えばいい。そうならなくてもがっかりすることもない。楽に生きたいと思い出した。自分の体の中をすべて「楽」と言う遺伝子のみだけにしたいだけである。人が大変と思うことでも楽遺伝子が働いて常に幸せ状態にありたいだけである。
「頑張らない」に感謝。
(2022.5.29)



冷静
ー泊旅行から帰って以降、冷静に自分の身のまわりの景色を眺めてみた。
正直戸惑うことばかりである。これはどうするの、あれはどうするの、これはどうなっているの、あれはどうなっているの、などこの15年余りが空白である。本当に自分の半径1メートルの範囲しか見ていない生活。時間的にはその日の前後1週間程度のことしか考えていない生活。人間関係では10人から20人程度までの人としか接していない生活。あとはテレビやラジオなどのメディアからの情報。これでは本当に世間が狭く、進歩しないなあとつくづく思う。世界は広いのに、自分でその景色を見るのを避けていると思った。もちろんコロナで出なくなったせいもあるが、自分の心がけが悪いのである。
そんなことを冷静に考えながら、この数日生活している。すると不思議。酒を飲んでいてもすぐにさめるし、飲んでもゆっくり飲むし、飲む量がわずかでも減る。当然アテを食べる量も減る。これはしめた。体や心にとてもいい。冷静に考えようと思い出した。何かが変わる。
冷静に感謝。

*追伸
だが、夜出かける回数が増えているのでその時には飲む量が増える。気を付けたいものだ。
(2022.5.22)



変化
5月のゴールデンウイークも終わり、世間は少し普段の生活が始まった感じ。
私は5月13日から14日にかけて一泊二日で10年ぶりに家をあけた。本当に久しぶりである。
行く前からこの日を境に何かが変わると思っていた。3月の初めに一泊旅行を決めてから、去年は色々な事情でできなかった母の納骨を京都のお寺で済ませた。母が亡くなった年にお墓への納骨は済ませてあったが、お寺さんへの納骨は周りの事情でできなかった。今年の5月に行おうと思っていたが、一泊旅行を決めたことで1か月早めた。そしてお寺さんに納骨させていただいてほっとした。納骨を終えて両親がそろって私の体の中に住みついてくれたと実感、そのうえで一泊旅行に行った。帰ってきて清々しく、何かしら自分自身が変わったと思った。
旅行に感謝。変化に感謝。
(2022.5.15)