hitorigoto

20227

習うより慣れろ
7月も終わりに近づき、天神祭り。今年は陸渡御だけで船渡御はない。
少し寂しい気もするが、コロナの広がりを見るとこのご時世仕方がない。

そんな中思うことがある。「習うより慣れろ」と言う言葉である。私は今まで何によらず、人より秀でたものがない。だけど何とか生きてこれた。もちろん両親や周りの人のおかげであるが、なんとなくやって来れたのは「習うより慣れろ」という言葉のおかげではないかと最近思うようになってきた。
と言うのも私は、人より学ぶ能力が低い。だが何によらず好きなこと、やりたいこと、やらなければならないことなどはダメなりに続けてきた。理屈抜きに続けてきた。負けても負けても続けてきた。失敗だらけでも続けてきた。ダメでもダメでも続けてきた。うまく行かなくても続けてきた。理解していなくても理解できなくても続けてきた。泣いても泣いても続けてきた。損しても損しても続けてきた。損得抜きに続けてきた。たぶん物心ついたときに両親から何度も何度も「習うより慣れろ」と言われ、考える必要がない、理屈がないこの言葉が気に入って「慣れろ」と心の中で言い続けて来たような気がする。結果遠回りばかりしている人生ではあるが楽しい。コロナに対しても同じような考えを持っている。どんなことにもどんな環境にも慣れて生き残っていきたい。
「習うより慣れろ」に感謝。
(2022.7.24)



じっくり
7月も終わりに近づいてきた。
最近はできるだけ色々な方とお会いするようにしている。そのおかげで自分に足らないもの、自分の悪いところがよくわかるようになってきた。ありがたい。それをじっくり直していきたいと毎日思っている。受験勉強ではないので自分で問題点を見つけ、自分で解決策を見つけ、自分で自分の採点をしなければならない。先生がいるわけではない。当たり前のことではあるが、なかなか難しい。私は「間違っている」「どこが間違っているの」とふたつの言葉を繰り返す日々である。ただもう迷いはない。間違っていなければ、もっとすばらしい人生を送っているのであるから、間違いだらけの人生を送っていることは間違いないからである。自分の人生や境遇や存在を否定しているわけではない。もっといい人生を送りたいので、自分の間違ったところに気がつき、改善したいだけである。それをじっくり腰を入れて行いたい。
間違いだらけの自分の人生に感謝。
常に自分自身のダメ出しをできることに感謝。

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追伸
父や母に会いたいが、直すべきところが多すぎてあの世にはなかなか行けそうにもないし、行く気もない。こりゃあ当分の間、天の操り人形で導かれるままに動くしかないなあと思う日々である。
(2022.7.20)



混沌
安倍元首相が選挙演説中に手製の銃で撃たれ亡くなられた。
とても残念だが、今の世界を象徴している。何が起きても不思議はない。世界では思い通りにならなければ何によらず武力、力で相手を抑える世の中になりつつある。と言うか、感情がコントロールできない社会になりつつある。地球が狭くなりつつある。人口爆発を止めない限り、このような状態が続くだろう。ほどよい人類の繁栄が幸せをもたらす。
日本において人口減少が問題になっているが、私は人口が自然に減ることが問題だとは思わない。それよりむしろ人口が増えて何によらず不足するほうが問題だと思っている。ただ人口が減ると税金を払ってくれる人が減るので日本の財政が苦しくなることはあるかもしれないが。どんなものでも大きくなりすぎたり繁栄しすぎると潰れると言うことは原理原則である。潰れる前に上手に進化することが大切であると思う。安倍元首相のご冥福をお祈りしたい。
何気ない幸せに感謝。
(2022.7.12)



暑い夏
7月に入った。
連日ニュースで暑い暑いと報道され、言葉だけで暑くなる。熱中症の人も続出。毎年、熱中症にご注意とマスコミが注意を促すにもかかわらず、熱中症の人が続出する。不思議である。水分をとること、エアコンをつけることなど、基本的な注意を促すのに熱中症の人がでる。困ったものだ。
そんな中、私の生活は明らかに変わった。5月以降コロナに関係なく今までより外出するようになった。家では段取りよく動けるようになった。心の中で何かがはじけた。つべこべ言わずやりたいことをやりたいだけ行う。好きなことを好きなだけやる。もう二度と後ろはふりむかない。決めた途端、おかげさまで体がとても軽い。よく歩く。時間が上手に使えるようになった。頭の中が好きなことをするためにどうすればいいのかぐるぐるまわる。好きな言葉・大切な言葉・キーワードが次から次へと頭に浮かぶ。
「言葉は魔法」に感謝。
(2022.7.3)